夏の日に弁護士に告白。なぜと。

弁護士との面談

薄紅色の空を見上げて私は童謡の赤とんぼの曲を思い出しながら郷愁にふけっていたわけでもなく又、いつもは銀色に輝くアンテナが夕日のサンシャインを浴びて赤くなっているのを見て、血の十字架について考えていたというわけでももちろんなかったし、さらに言えば家の窓から見える「梱包状態はいかがでしたか?」と私に問い続けるダンボール箱の記載が日に焼けて少し燃えているように思えたからだというわけでももちろんなかった。

本来はこの時間は弁護士に会う予定だったのだけど少しその弁護士の評判と口コミがきになって、まるで私が行きたいレストランが食べログで☆何個なのかなと調べるのと同じように、私はもはや日本一のサイトにまで急成長したであろう弁護士ドットコムにアクセスをしたのだった。しかしなんということだろう。

そこにその弁護士のことが鋭い批評精神とはげしくユーモアが渦巻く爆笑コメントが書いてあったのだった。だから私はその弁護士事務所の戸を叩かなかった。

請求と広告の狭間にみたもの

しかしそれだけだと約束したはずなのにおかしいということになってしまうので電話で彼にクレジットカードや住宅ローンについて話してみた。世の中には何のためにローン審査があるのだと。

私自身この事が原因で妻に離婚を申し出られたんだぞという親戚の明正くんのことをおもいだしながら不満を漏らした。世の中はやさしい麦茶ではないんだよと。カフェインゼロだとそりゃ幸せかもしれないけど、あなたもあなたで滞納やら延滞やらやってるわけなんだから。

だから私はプロミスの広告について思いを巡らしていた。

「無利息でご利用できます」そうかいていた。だから借りたのだ。無利息無利子、最高だとそう思ったと。不思議と私の考えていることを先読みして弁護士の彼は、そのうえに「30日間」とかなんとか書いてたでしょと言い出したのだ。私には見えなかった、裁判で取り返せますか?と聞くと彼は呆れ声でちょっと難しいかな。

普通に書いてるしと。弁護士も結局は消費者金融の犬なのかなと考えたあの日私は悲しくなりましたよ。