FXでの借金回避は余剰資金と低レバレッジで実現する

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FXと金融緩和

ここ数年、日銀の金融緩和にはじまるアベノミクスやアメリカFRBの金利政策によるドル高の流れが進んでいることもあり、日本の市場が活気づいています。それを後押しするアメリカ大統領選挙でのドルの押し上げはトランプラリーとして知られますが、ドル高だけではなく日本株の底堅さを演出しております。
それに伴いNISAによる株式投資も増加し、2017年からは確定拠出年金の利用できる層が増えることもあり一層個人が投資をする機会が増えることが予想されています。

投資リスク

ここで視野に入れたいのが、投資のリスクです。投資にはリスクが存在します。リスクというのは市場が過熱しているときにはあまり感じないものですが、プロの投資家はそのリスクに向けてマネーゲームの仕掛けを用意するものなので、個人は格好の標的になります。
リスクは投資の種類や行い方によって限定することが可能です。例えば、株式投資ですが現物取引に限定している限り、そのリスクは株式の購入金額に限定することができます。レバレッジをかける必要がないことから口座内の資金管理をする必要はありません。しっかりと生活資金を別にして投資をおこなえば、購入した株式の会社倒産などを除いて投資で借金をすることはありません。
では、口座内の資金管理が必要な投資はなんでしょうか。その危険性とともに考えてみます。
その投資がFXです。FXはforeign exchangeという外国為替の略称で、外国為替保証金取引として知られています。24時間世界の為替は動き続けることから、自分の時間に合わせられる投資として個人投資家を中心に人気のある取引です。FXでは、レバレッジをかけないという選択はすることができません。資金を口座に入金し、そこでポジションと呼ばれる売買の方向と枚数を決定し購入すれば、口座全体の資金に応じたレバレッジが決定します。このレバレッジは口座の維持率を表しますが、2011年より金融庁の指定により25倍までのレバレッジを限度とされ厳守が求められています。
このレバレッジ規制を超えないセーフティーな投資であればリスクが少ない投資であるはずのFXですが、ハイレバレッジの投資方法で大きなリターンを狙いに行く個人投資家は後を絶ちません。ハイレバレッジの投資が失敗した場合には、口座資金を超えてしまう場合が多くあります。その場合、取引証券会社から追証という形で請求されますが、これが借金になります。追証されたとしても、決められた期間までに追証された額を口座に入れることができるのであれば、口座内の維持率は守られますのでその後も取引を続けることができますが、口座に入れられない場合には口座の凍結とともに投資をおこなうことはできなくなります。
人生の中でお金の必要な時期というのがあります。老後資金や医療費、学費などは大きな負担が予想されますが、必要な時に利用するお金を投資に利用することは避け、余剰資金で余裕のある投資に取り組む必要があります。